国内ドローンレース公式戦2022最終戦は千葉!
JAPAN DRONE LEAGUE(以下JDL) 2022 Round7が、2022年10月16日(日)リソルの森 第一グラウンド(千葉県長生郡)で行われました。第七戦JAPRADAR®所属選手の結果は果たして!?
JDL Round7 in リソルの森 は前半のスピードが出やすいセクションと後半のテクニカルなセクションが組み合わさったコース。とくに後半の360度ターン後に設置された高さ100cmの双璧に挟まれたトンネルセクションが特徴的で、レーサーのメンタルが試される。
今回TEAM JAPRADAR及びCLUB JAPRADARの所属選手で本戦となる準決勝まで勝ち進んだのは、プロクラスの上関風雅選手、川田和輝選手、高野奏多選手(五十音順)の計3名。
まず準決勝の様子を簡単に振り返る。決勝に勝ち上がるのは各組1着の選手のみとなる。プロクラス1組目は川田選手と高野選手の対決。両選手は良いスタートを切ったものの川田選手がスタート直後にクラッシュ。そのあとすぐに復帰しラップタイムを縮めファイナルラップでは12.294秒とこの時点で最速タイムを叩き出したものの、今大会でも高野選手が高速かつ安定感のある飛びを見せ1着でゴールした。
2組目は風雅選手の挑戦。スタートから他の選手らと肉薄するまさに団子状態のレース展開で、頭ひとつ出ていた風雅選手でしたがトンネルセクションへの進入に手間取ってしまい最後尾に。その後ゲートに接触してしまい復帰できず、ここまでとなった。
決勝に勝ち上がったのはプロクラスの高野選手。JDLでは準決勝までの1発勝負とは異なり、決勝は3回勝負のポイント制となる。まずは第1ヒート。後発発進となった高野選手でしたが2ndラップで鮮やかにトップに躍り出る。その後もデッドヒートを繰り広げたがそのまま1着でゴールし5ポイントをゲット。合計ラップタイムでは2着との差が0.788秒しかない大接戦でした。続く第2ヒートは激アツなレース展開で各選手とも平均ラップタイムが11秒台でゴールとハイレベルなバトルが繰り広げられた。高野選手は僅差で3着となり1ポイントをゲット。
この時点では誰が優勝するかまだ分からないという大いに注目が集まる第3ヒート。第2ヒート同様一瞬も気が抜けない様相の高速バトルになり、高野選手は2ndラップまでトップを維持。しかしファイナルラップで抜かれる場面があり、勝負あったかと思われたところで先行する機体がフラッグに接触してリタイアとなり高野選手が1着でゴールし5ポイントを獲得し合計11ポイントで優勝を決めた。
今シーズンも全試合が終了、高野選手は今期5度の優勝で2022年の年間最優秀選手をその手に収めました。来期はどんなドラマが待っているのか、またJAPRADARの各選手がどんな活躍を見せるのか乞うご期待ください。
JAPAN DRONE LEAGUE 2022 Round7の詳しい結果やレース動画は以下のリンクから。
https://www.japandroneleague.com/アーカイブ/2022-league/Round7_2022
2022年度JDL第7戦in千葉 ドローンレーシングチーム「JAPRADAR®」及び「CLUB JAPRADAR」所属選手の戦績は以下の通り。 ■PROクラス 1位:高野 奏多 4位:上関 風雅 5位:川田 和輝 ■EXPERT CLASS ■OPEN CLASS 該当なし ※各クラス上位9位までの戦績になります。