国内ドローンレース公式戦第五戦in広島!
2023年9月17日(日)に TTCアリーナ屋外多目的広場(広島県府中市)で行われたJAPAN DRONE LEAGUE(以下JDL) 2023 Round5。爽秋の戦いの行方は如何に!?
今回は会場を広々と使ったコースで、序盤は一箇所360°ターンを挟むがスピードの出やすい直線が続く。中盤では今回一際目を惹くクレーン車で10m程吊ったゲートが選手たちを待ち構え、直後に地上ゲートが設置。この高低差がレースにどう影響を及ぼすかが見どころだ。終盤は緩やかにフラッグが立ち並ぶスラローム構成でスピードとシビアなバッテリー管理が求められる。
TEAM JAPRADAR®からは今回も山本悠貴選手が参戦。まずは予選1回目の挑戦から。山本選手は終始落ち着いた飛びを見せ、大きなトラブルもなくまさに堅実なレース展開を見せた。予選2回目は1回目よりもキレのある精度の高い飛びを見せ見事完走。山本選手の予選結果は4位(参加選手中)で準決勝に勝ち進んだ。
準決勝ではスタートダッシュを決める山本選手。1周目は1〜3着まで0.3秒差しかないというまさにデッドヒートの様相であったが2周目からは自分のペースを落とすことなく激走し他の選手とのタイムに差をつける中見事トップでゴール、決勝へと勝ち進んだ。
JDLでは準決勝までの1発勝負とは異なり、決勝は3回勝負のポイント制となる。まずは第1ヒート。3番手で出走した山本選手だが先行するドローンが見える程の接戦。1周目を終えトップとの差は0.4秒程。着実に追い上げたい山本選手であったが、2周目の10mゲートで惜しくもクラッシュしてしまい0ポイントとなった。第2ヒートも3番手で出走の山本選手。先行する2機に必死に食らつくもジリジリとタイムが開く。無事完走したものの3着となり1ポイントを獲得した。日本トップクラスの選手たちの戦いとなる第3ヒート。各選手ほぼ同時に出走し息をもつかせぬレース展開でしたが、10mゲートで痛恨の接触。幸いすぐ様復帰し少しでもタイムを縮めようとする山本選手。2ndラップではその焦りからかフラッグやゲートで何度も接触してしまう。しかしその度にレース復帰し3着で完走し1ポイントを獲得、彼の闘志みなぎるレースであった。決勝戦はトータル2ポイント獲得で3位の成績となった。
なお、第五戦は府中ドローンフェス2023会場内で行われ、当日はドローンサッカーや企業展示会などドローンにまつわる各種イベントが開催されました。
並いる強豪に果敢に挑む山本選手の活躍にご期待ください。
JAPAN DRONE LEAGUE 2023 Round5の詳しい結果やレース動画は以下のリンクから。
https://www.japandroneleague.com/アーカイブ/2023-league/round5
2023年度JDL第5戦in広島 ドローンレーシングチーム「TEAM JAPRADAR®」所属選手の戦績は以下の通り。 ■PROクラス 3位:山本 悠貴